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ナラタージュ (角川文庫)
評価:
島本 理生
角川書店
¥ 620
(2008-02)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


評価が高いのもわかります。
展開がドラマチックで、まさに恋愛小説という感じです。
主人公とその周りの人間の揺れがうまく書けていて。
でも、ただそれだけっていう印象。

まず文章がだめ。
軽すぎる割に変に意味ありげなフレーズを差し込んじゃうから色々不自然。
せっかく重みがあるのに周りとあってないよ。
その会話おかしいだろうっていうところが多々あったのも気になりました。
長いし。変な言い回しだし。
まぁ小説なんだし良いじゃんと思えなくもないけど、この手の小説ってそこが大切じゃない?
引用される映画とか、音楽とかも完全に場違い。
いらないんじゃないの?

展開は余計なところが多い。
この分量なくても同じだけ感動ポイント付けられるんじゃない?
そのくせメインに書きたいところをやっぱりまとめたいから、それ以外のところが放置されててもったいない。

あんまり周りの評価ほど良い本じゃなかったかと。
つまらないわけじゃないんだけどね。
きっと軽い本で劇的な展開をお手軽に求める人には良いと思います。
でも今回は辛め評価で。
| 小説 | 19:26 | comments(35) | trackbacks(0) | pookmark |
熱帯魚 (文春文庫)
評価:
吉田 修一
文藝春秋
¥ 470
(2003-06)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


「とびっきりクールな青春小説」って言われてますが、それを期待すると絶対損をします。
ホットではないけれど、ダークなというか、沈んでいくような。

「熱帯魚」
後の二作が良すぎて個人的には印象が薄いです。
終わり方はこの人にしてはひどく爽快。
その分前半は徹底的に嫌な展開です。
この人の展開として、世の中そんなにうまくいかないよっていうような。

「グリンピース」
吉田修一ってすごいなって思った短編。
村上春樹の小説とすべてが逆だって感じました。
いらだちから、後半に気づくところまで。
こういう恋愛小説が個人的には読みたかった。

「突風」
溜めてきた含みが最後にどっと来て、怖くなった。
本文でよくつかわれる、ぞっとしたって感じ?
ちょっとしたことで気が変わるというか、辞めたくなる時が結構あって。
普通の小説の逆の点で書かれたのがすごいと思う。
| 小説 | 19:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スカイ・イクリプス―Sky Eclipse (中公文庫)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


おまけの一冊って感じ。
シリーズを読んでから随分たってたっていうのもあるかもしれない。
どうしても感動が薄れます。
シリーズを読んだ直後に読むともっと良かったかも。
| 小説 | 19:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
パーク・ライフ (文春文庫)
評価:
吉田 修一
文藝春秋
¥ 440
(2004-10)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


二回目です。
五つ星つけてたものの、覚えてなかったので。
パレードが良すぎたっていうのもあって。

あらためて読んでも面白い。
新鮮っていう感じは薄れてしまったけど、新しい感動がって感じ?

<パークライフ>
乾いた文章だって思ったのは変わりないです。
ただ、余計なところがないからそう感じるのかもしれない。
全体の起伏はないけれど、それは1ページも無駄になっていないからで。
この小説によって何かが始まったんじゃなくて、もう始まってたような。
そんなリアリティがあって、でも物語になってるんだなぁって感じました。


伝えたいことがストレートに伝わりすぎる。
ただこういう重い作品って他にも結構読んできたので今さらかな。
でも吉田さんの文章で、展開で、感じられたのは良かったかもしれない。

ってことで改めて5つ星を。
特にパークライフのほうに。
| 小説 | 17:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
パレード (幻冬舎文庫)
評価:
吉田 修一
幻冬舎
¥ 560
(2004-04)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


前半も後半も違う意味で最高に楽しめた。

前半は最高の青春小説っていう感じ?
男女4人のルームシェア。
プラス途中から入ってくる1人も含めて5章、それぞれ目線として語られます。
5章の真ん中ぐらいまでは、ちょっとした深い部分があっても、いいなぁとか和やかだなぁって思えた。
こんな人いるなぁっていうリアルさとか。
友達にほしいなぁとか。こんな生活したいなぁとか。

が、最後。
これはもう何も言わずに読んでいただくしかないでしょう。
前半部分も一気にひっくり返るとはこのことですね。
感情移入してただけに、現実ともリンクして一気にひっくり返りました。

解説で川上弘美さんも言ってたことですが、怖い、でも登場人物は好きだ、っていうかんじ。
だから余計怖いんです。
ほら、あなたも、っていう。

読み返したい!
大事にしたい一冊になりました。
| 小説 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
サマータイム (新潮文庫)
評価:
佐藤 多佳子
新潮社
¥ 420
(2003-08)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


面白かったよ.
確かに面白かったけど,周りの評判ほどではなかった.
言うほどか?って感じ.

この人は2冊目です.
「黄色い目の魚」がよかったんで手を付けたわけですが.
さっと素直に美しくまとめたなって感じ.
全体的に綺麗にまとまりすぎてる気がする.
もっともっと続けてくれって感じ.
そこが黄色い…とこれの違い.

3人の主人公で一話づつしかないので,話としてはまとまってるんだけど物足りない.
恋愛部分はいいんだよ.
ピアノとか自転車の話も最高なんだけど.
わざわざ連作短編にするほどではなかったって感じ.

さらっと読むにはベストの一冊かもね.
| 小説 | 00:00 | comments(1) | trackbacks(1) | pookmark |
みんな元気。 (新潮文庫)
評価:
舞城 王太郎
新潮社
¥ 420
(2007-05)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


<みんな元気。>
舞城を読むには集中力がいります。
集中が足りなかったのか、全然だめ。
もう全然意味わかんない。
最後の方はまとまってきて家族愛とか言いたかったんだろうなぁっていうのは想像できたんだけど。
ちょっといらない部分が前半に多かったんじゃないかなって。
だから最後にまとめて取ってつけた感になっちゃうんですよね。
文章が長ったらしい所はこの人の面白いところですが。


この本では一番まとまってたかな。
煙と土と〜に近かったから読みやすかったかも。

<矢を止める五羽の梔鳥>
これはだめ。表題作以上にだめ。
あれ?何で?の連続だった。
繋がって読めるほど舞城に追い付いてませんでした。

ちょっと最後の一編がわかんなかったから全体的に印象ダウンです。
| 小説 | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


相当久々に本格ミステリーを読みました。
久々がこの本で本当に良かった。
本格、と呼ばれるものでは個人的に一番好きかもしれません。

まず文章。軽いわけではないのですが、非常に読みやすく、分量も苦になりませんでした。
本格ものって情景描写とか条件の部分が非常に多く書かれていて。
普通はそこで飽きてしまうんですけど、そういう部分も読めたってことは文章が素晴らしかったのかもしれません。

あと本格ものの欠点、ただ推理に落ち着いてしまうっていうところもこの本にはなくて。
二章分けにしたのは大成功。
そう、青の炎からこういうところが得意だったよねこの人って感じ。
これはもう読んでから確かめていただきたい。
他の推理小説にはない部分です。そういう意味では嫌いな人もいるかもしれませんが。

トリックは割とフェアだったと思います。
いろんなところにヒント満載だし。言えないけど。
他の作家で建物ごと動かすとかトンデモなのをを読んだからかもしれませんが。

とにかく推理小説では間違いない一冊でした。
| 小説 | 13:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ぶらんこ乗り (新潮文庫)
評価:
いしい しんじ
新潮社
¥ 500
(2004-07)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


児童文学?って思ってて、全然期待してなかったから驚きました。
ただ文章が読みやすいだけで、ちょっと最後に感動を入れる、くらいかと思ってた。
とんでもない。面白かったです。

実際ファンタジーっていう感じで、現実感はありません。
素敵な空気。
そんな中、弟が書く短編小説?がとにかく凄い。
悲しい気分になったり、笑えたり、怖くなったり。
一冊の中でどうしてここまで色々詰め込めるのかって。
動物園に行ったら絶対思い出すでしょ。この話。


悲しい出来事がいくつか起きますが、悲しいだけじゃなくてすべての感情が乗ってきます。
万人受けする小説だと思います。
| 小説 | 13:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ハリガネムシ (文春文庫)
評価:
吉村 萬壱
文藝春秋
¥ 600
(2006-08)
JUGEMテーマ:注目★BOOK


性と暴力っていう割とありきたりなテーマ?の小説。
こういう気持ち悪いっていわれている小説って結構読んでて、でも実際そう感じたのは1冊もなかったんだけど。
これはそう感じた。それだけ圧倒的な描写。
ここまで極端に書けるのはさすが芥川賞って感じ。
勘違いしていなく、カッコつけてなく、ただ悪?を書ききったって言う印象。
こういうストレートさも本当に気持ち悪い。

文章自体が重いわけではないのに、話が極端に暗くて汚い。
情景を想像する人は絶対に読まない方がいいと思う。
絶対勧められません。
| 小説 | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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